1979年 113系奈良線・桜井線 編成表

電化開業以来、関西線の113系は非冷房車で統一されていた時期が続いていたのだが、 近鉄との競合のために1975年よりクハ111-95以下6連を皮切りに冷房化が始まり、 最終的には111系として落成されたクハを含めた編成も含め、6連9本に施工された。

1978年のダイヤ改正の後、6連2本(冷房車・非冷房車各1本ずつ)が阪和色に塗装変更され、阪和線専用となった。 (詳しくは、1979年の阪和線113系の編成表を参照。)

この時点では6両編成のみで、非冷房車と冷房車の混在編成は存在しない。
1980年3月5日のダイヤ改正では、桜井線ならびに和歌山線の電化開業に備えて網干・津田沼から4連6本、クハ4両が転入し(このうち1両は阪和線へ)、 阪和線の113系非冷房車との編成組み換えの末、関西線色113系の4両編成が誕生することとなった。
この際、阪和線にも高槻から113系冷房車6連2本が転入してきており、玉突きでクハ111-94以下6連が関西線へ、 阪和線にいたクハ111-117以下6連と関西線にいたクハ111-17以下6連が4連化された。
これ以外にも1980年の年明けには113系2000番台が6連3本投入されている。

6両編成

クハ111 モハ113 モハ112 モハ113 モハ112 クハ111
15 70 70 114 114 312
17 69 69 35 35 310
19 96 96 97 97 453
20 75 75 76 76 305
21 1 1 2 2 311
22 117 117 118 118 314
43 71 71 116 116 322
56 132 132 133 133 321
91 101 101 115 115 344
93 84 84 147 147 309
95 83 83 86 86 390
101 80 80 81 81 301
116 23 23 196 196 333
128 50 50 127 127 410

※クハの番号が上りが1~45、下りが301~330の車両は111系として落成された車両、
また、背景色が 灰色 の車両は非冷房車である。

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