113系 車両写真

1963年(昭和38年)より製造された日本国有鉄道の直流近郊型電車。
1962~1982年にかけて、ベースとなった111系と合算して2,977両が製造され、東海道線や横須賀線、京阪神快速などに投入された。
「国鉄近郊型電車の決定版」と言われたこの形式も、最終増備車の落成から40年以上が経過し、 2025年4月現在で現役で残っている車両は、福知山地区に10両、岡山地区に16両の合計26両しか残っておらず、115系や211系(グリーン車のみ)、415系など、他形式に改造編入した車両も既に全廃している。

クモハ113-5302

2025年3月11日撮影 クモハ113-5302以下2連。

1995年にモハ113/112-329から改造。先頭部は関西線の113系初期車から移植した。

クハ111-256

2024年4月4日撮影 クハ111-256以下4連。

113系としては割と珍しい沿線からの写真。
先頭車は0'番台ではあるが、延命N工事を施工されていなかった結果、体質改善40Nの対象となり、 1999年に体質改善工事を施工された。

クハ111-2119

2025年3月10日撮影 クハ111-2119以下4連。

朝夕ラッシュ時間帯には姫路駅にも乗り入れるため、 大阪駅から神戸方面の新快速を1本乗るだけで113系を見ることができる場合もある。
写真の編成の両先頭車だが、実は落成時からペアが離れた期間は極端に少ない。

クハ111-260

2025年3月10日撮影 クハ111-260以下4連。

2022年には4両編成13本もいた岡山地区の113系は、2025年には4両編成4本にまで減ってしまった。
しかしながら、検査が切れた順に運用離脱していった結果、なんと3本しかなかったはずの0'番台が2本残る事態に。

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