2002年 115系岡山地区 編成表

広島からの115系300番台、明石からの103系、日根野からの113系によって非冷房車は全車が置き換えられた。
1994年にはクハ111-5415、5431、5456がクハ115-620、621、622に改造され、それぞれクハ115-36、601、124を置き換えている。 また、明石からも103系が転入し、4連5本が配置されたが、純粋に置き換えられた非冷房車は2本のみで、 残る3本は300番台を置き換え、クハをK編成へ組成させた。 これにより、クハ115-161、602、606、35、34、603も置き換えられた。
K11(元オカA07)は編成を元に戻されてA10に、K12はA11に改番されている。

なお、置き換えられた115系非冷房車並びに300番台モハユニットは全車がすぐに廃車になったわけではなく、 阪神淡路大震災による車両不足で京阪神地区へ貸し出しが発生した際の補充要員として1997年まで残された車両もいた他、 1997年に広島に転属し、後のセキG編成を組成した車両(クハ115-75、601、モハ115/114-320が該当)もいたという。

1999年には舞鶴線電化で3連1本が捻出され、代わりに網干でいらない子になった4両が戻ってくることとなった。
さらに、2001年にはワンマン運転開始に伴い3連8本が2両編成へ短縮されることとなった。 これにより、岡山から非ユニット窓の初期車は消滅することとなった。

同時期には113系や115系に対しての体質改善40Nの施工も始まったが、 岡山支社の115系への体質改善40Nの施工は149両中の32両に留まり、残りは全て体質改善30N施工車となった。
なお、これとは別にクハ115-219、622は1999年に体質改善40N同等の張り上げ屋根に改造されていた。 結果的に彼らは2001年の短編成化の際に廃車を免れ、下関へ転出したという。

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