1979年 113系京阪神快速 編成表

1973年の宇野線快速での113系の運用開始以来、網干・宮原・高槻の3区所への分散配置がなされている。
宮原電車区に在籍していた113系はほぼ宇野線快速専用となっており、京阪神快速で運用されるケースは少なかったらしい。 ただ、1980年以降は配置はそのままながら宇野線快速から京阪神快速へ運用の主軸をシフトしているため、ここではほぼ例外ケースながら掲載させていただいた。
宮原・高槻の113系は全車が冷房改造車で構成されている一方、網干の113系はようやく113系2000番台の投入や既存車両の冷房改造が始まろうかというタイミングであった。

1. 網干電車区

投入され始めた113系2000番台を除いてほぼ全車が非冷房車。 冷房改造車はクハ111-457のみである。

2. 宮原電車区

専ら宇野線快速に充当されていたこともあり、1975年時点で全車が冷房改造車で統一されていた。
12両編成を組んで運用がなされている。

3. 高槻電車区

1976年に700番台が12両(京阪神快速向け)、1977年に0'番台が52両、1978年にシートピッチ拡大の2000番台が21両も投入され、 非冷房車は鳳・大垣・網干へと転属していった他、高槻に残留した77両(下記の6両を除いた)には1974年～1979年にかけて順次冷房改造が施されていった。
最後まで非冷房で残っていたクハ111-416、モハ113/112-146は吹田工場で冷房改造中。 間もなくして高槻電車区から113系非冷房車は姿を消した。

日根野電車区以外で113系試作冷改車・一次冷改車が配置されている数少ない車両配置区で、 クハ111-338、340、342、369、417、458の6両が該当する。
この他、編成中に本来は湖西線向けの番台区分である700番台が12両も紛れ込んでいる。(当初の投入目的の関係上、700番台でありながらも0'番台扱いとなっていた。ただし、他の車両とは異なり3両単位で管理されていたらしい。)

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